漢方

漢方は「生薬」と呼ばれる自然由来の成分を複数調合したお薬です。
何千年もかけてどのお薬の組み合わせがどんな症状に効くのか、有害事象がないかなどを研究して現在の処方となっております。
漢方の一番の特徴は、「体質改善」を目指すところです。そして、いろいろな症状があるときほど、漢方の良さがでてきます。漢方はゆっくり効いてだんだん良くなってくるイメージをもって内服していただくとよいと思います。
漢方は体質に合っているときは、不思議と苦い、不味いという感じがせず続けていただけます。最近では一日2回のスティックタイプの漢方薬もでてきており、飲みやすくなっております。(https://www.kampoyubi.jp/effort/kb_lineup.html)また、錠剤タイプの漢方も一部ございます。まずはぜひご相談ください。
3か月から半年以上は内服していただき、「なんだか困っていた症状が最近気にならなくなってきた」「元気が出てきた」とおっしゃっていただくことが多いです。
当院では患者さんの症状・体質に合わせて、保険適用にて積極的に漢方薬を処方しております。通常の診療と同じく1~3割負担となりますのでご安心ください。風邪や更年期障害などの不調・症状にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

漢方医学の歴史

漢方医学は中国由来の医学です。5~6世紀ごろ、遣隋使・遣唐使の派遣によって日本にも導入されたことを機に、国内の伝統医学として発展したと言われています。中国の処方と日本の漢方の処方には違うところもあり、日本人の体質に合うように独自の進化を遂げて現在の処方となっています。
明治時代には政府によって、漢方医学が正式な医学として認められなかった時期もありましたが、現代では漢方ならではのメリットが見直されるようになりました。「なぜ効くのか?」を確かめた論文も数多く出され、有効となる根拠の解明も進んでいます。そのため、医学系大学で行われる漢方医学の講義が必修科目として認められたり、西洋薬との併用療法が行われたりするなど、西洋医学と同じように重要視されています。
漢方薬はよく「効果が出るまで時間がかかる」というイメージを抱かれていますが、急性疾患に対してすぐ効果を発揮する漢方薬もあります。また更年期障害のつらい時期には縁の下の力持ちのように飲んでいると少しずつ症状を和らげてくれるものもあります。
当院では、漢方薬の処方にも対応しております。お気軽にお声がけください。

漢方薬のメリット

漢方は、「症状を起こしている器官をピンポイントに治す」西洋医学とは異なり、「今、不調を抱えている人全体」を見て、最適な薬を処方する治療法です。そのため、個人個人の病状や体質に合わせた「オーダーメイド」の治療ができます。同じ漢方薬でも、効き方や効き具合、適した飲み方は一人ひとり異なる上に、現在の体調や体質、既往歴なども考慮に入れて処方しております。
また当院では、漢方薬と西洋医学療法を活用した併用療法もおすすめしております。漢方薬で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

漢方の「証」と「気・血・水」

漢方では、独自の「物差し」を用いて、体質に合わせて処方をします。
物差しの一つである「証」というのは、簡単にいうと「その人の体質、体力、症状などの状態」を表します。
具体的には、体力がなく顔色が悪く胃腸が弱い「虚証」、反対に体力があり、顔色が良く胃腸は強く暑がりな「実証」の診断をします。
もう一つの物差しである「血・気・水」とは、どこに不調の原因があるかを探るものです。
漢方では、「血・気・水」の3つの要素がバランスよく体内をめぐることで健康が維持されると考えられます。これらのバランスが崩れると、病気や症状が起きてくると考えられるのです。「血」とは、主に血液のことで、全身をめぐって栄養を与えます。「気」とは、漢方独特の考え方ですが、目には見えない生命エネルギーのことで、気力に近いイメージです。自律神経に近いと考えられています。「水」とは、血液以外の体液全般を示し、水分代謝、むくみ、免疫などにかかわると考えられています。これらの状態を診て同じ症状でも人によって異なる漢方の処方となります。

漢方は「未病」の治療が得意です

漢方は「未病」の治療が得意です東洋医学では、「不調を自覚しているのに疾患名がつかない状態」「検査を行っても異常が見られない状態」を「未病」と呼びます。東洋医学はこの「未病」を、「病気が進行して症状が本格的に現れる前の状態」として扱っています。
西洋医学では疾患名がつかない「未病」のうちに治療することで、病気の発症・進行リスクを抑えることができます。

漢方の副作用

漢方は食べ物や鉱物でできていることから西洋薬に比べて副作用は程度も軽く頻度も少ない場合がほとんどです。主な副作用として、まれに肝臓の数値が上がる、胃腸障害などが起きることがあります。何かおかしいなと思った時にはいつでもご相談ください。

漢方治療で風邪を治すには

西洋医学の風邪治療は「症状を治す対症療法(解熱剤やせき止めなど)を行い、体温を下げていく」ことが基本ですが、漢方では「漢方薬で体温を上げて治す」ことに焦点をあてます。
患者さんに合った漢方薬を処方するために、患者さん個人の体質や体力、抵抗力、風邪にかかったタイミング、症状、体温、また風邪の勢い(細菌・ウイルスの強力度)などの情報を細かく見て判断する必要があります。
また、東洋医学では風邪を「風寒型」と「風熱型」の二種類に分けて考えています。「ぞくぞくした悪寒を感じる」「寒気のあとに熱が出る」「頭痛」「汗をかかない」などの症状がある風邪を「風寒型」といい、「熱がある」「のどの痛み」「黄色い鼻水が出る」といった症状が出ている風邪を「風熱型」といいます。このように風邪を細かく見極めてから、適した漢方薬を処方していきます。
よく「風邪には葛根湯(かっこんとう)」という言葉を耳にしますが、葛根湯が一番効果を発揮するのは風邪のウィルスにかかってすぐの数時間以内です。場合によっては違う漢方が適していることもあります。風邪の時も発症してから経過した時間、各自の体質によって処方を変えています。

風邪の症状は個人差があります

若年層や小さい子どもが風邪をひくと、体温を上げて寒気を感じ、関節や筋肉が痛くなります。これは脳の体温中枢の働きで、熱に弱いウイルスの活動を抑えるために体温を上げ、風邪を治そうとする防衛反応の一つです。体力がある人の場合、この体温中枢がきちんと働きます。
しかし、虚弱体質な人や高齢者の場合、微熱が続いたり、疲労感や胃腸障害などが現れたりすることが多く、風邪が長引きやすい傾向が強いです。
風邪と一口に言っても、人によって症状の度合いや重症度は異なります。漢方では東洋医学での診断で病状を確認し、健康な状態に戻すために漢方薬を処方し症状を落ち着かせます。

風邪の治療に用いられる漢方薬について

例えば「実証」の患者さんの場合には、風邪になり始めている時に、体を温めて汗をかきやすくする漢方薬を処方します。

葛根湯(かっこんとう)

よく知られている「葛根湯」には身体を温める効果があるので、悪寒(ぞくぞくとした寒気)や発熱、 頭痛、首の後ろ・背中の張り、汗をかかないといった症状が見られる時に効果を発揮すると言われています。風邪のひき始め、ごく初期に使用すると効果抜群です。

麻黄湯(まおうとう)

葛根湯よりも発汗作用の効果が強いので、体力が十分ある方でかつ、「38.5度の高熱がある」「ひどい筋肉痛」「強い悪寒」など、風邪の症状がひどい方に処方されます。
近年では、インフルエンザの初期に麻黄湯が有効だと報告されています。

桂枝湯(けいしとう)

軽めの発汗作用があり、かぜをひき始めている「虚証」の方によく処方されます。
また、「強い寒気」「顔面蒼白になっている」「咳が出る」「チクチクしたのどの痛み」など、体力が低い高齢者・女性に多く見られる風邪には、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を処方します。

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

昔からのどが弱い体質で、吐き気や胃のつかえ感・痛みなどを起こしやすい方に処方することが多いです。特に吐き気や食欲不振がある方に適しています。

真武湯(しんぶとう)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)

下痢や便秘、過敏性腸症候群などの胃腸症状が続く際に処方する漢方薬です。
真武湯と桂枝加芍薬湯は虚証・寒証の方に、半夏瀉心湯は中間証・虚証(体力が中程度)の方、熱証の方に適しています。

麦門冬湯(ばくもんどうとう)・茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

麦門冬湯はコンコンというような乾いたせきが多い時に適しており、喉の乾燥感や咳に効果が現れます。茹温胆湯は咳・痰が多くて眠れない時に処方します。小青竜湯はたんが多い咳やアレルギーの時に処方します。

更年期障害の漢方治療

漢方の三大夫人薬

漢方には「当帰芍薬散」(とうきしゃくやくさん)、「加味逍遥散」(かみしょうようさん)、「桂枝茯苓丸」(けいしぶくりょうがん)という、女性に処方する「3大婦人薬」があります。お悩みの症状・体質によっては、「桃核承気湯」(とうかくじょうきとう)なども処方します。更年期障害は様々な症状が出てくるため、漢方が大活躍します。

更年期のこんな症状にこの漢方

憂うつ感、神経過敏(少しの刺激を受けただけで過剰に感情が反応する)、めまいなどの症状には、漢方薬がホルモン補充療法より適していることもあります。また、ホルモン補充療法が難しい場合や、多様な症状が見られる場合なども、漢方治療を行います。

症状と漢方薬の特徴

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

冷え、貧血症状、めまい、頭が重い(重度)、生理前後の不快感、疲れなどに効果があります。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

イライラ、不眠などの精神症状、強い肩こり、症状がたくさん思い当たる方、月経前緊張症などに効果があります。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

重い肩こり、多汗(汗が多く出てしまう)、めまい、頭痛、生理痛、生理不順などに効果があります。

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

便秘、イライラ、興奮、のぼせ、生理不順などに効果があります。

プレ更年期

「プレ更年期」とは、更年期と同じような症状が30代後半から40代半ばの女性にみられる状態です。卵巣の機能低下よりも、ストレスからくる自律神経の乱れが原因ではないかと言われています。ホルモン補充療法を避けたい方には、漢方治療をお勧めします。

PMS(月経前症候群)

月経前症候群とは、月経の始まる1~7日前に頭痛、倦怠感、吐き気、むくみ、下痢、便秘、イライラなど心や体に症状がでることを言います。人によっては症状が強く仕事に支障がでてしまうこともあります。卵巣から出るホルモンが影響していると考えられています。ここでも漢方が活躍します。当院ではそれぞれの症状に合った処方をいたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

泌尿器科領域の漢方治療

頻尿や前立腺肥大、膀胱炎や尿路感染症の際にも漢方が役に立ちます。 特に症状が多くある場合には西洋薬と積極的に併用しております。

頻尿

頻尿は、「腎虚すれば小便数」(「諸病原症候論」より)と古典にあるように、漢方では「腎を補う」薬を用います。

八味地黄丸 (はちみじおうがん)

補腎薬として用いますが、胃腸障害がでることがあります。

牛車腎気丸 (ごしゃじんきがん)

八味地黄丸に「牛膝」「車前子」という生薬を加えて、利尿の作用を強化した漢方です。頻尿だけではなく、排尿困難などの症状も改善します。また腰痛にも用いられる漢方であり、腰痛もある場合には勧められます。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

前立腺肥大症がある場合は、血虚を伴うと考えて、桂枝茯苓丸を併用します。

尿失禁

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

30代以降の女性に多い腹圧性尿失禁に有用です。咳やくしゃみなどで下腹部に力が入ったときに尿漏れが起きます。原因は下腹部の筋肉である骨盤底筋群が弱くなるためと考えられています。処方とともに、骨盤底筋群の体操を行うと効果的です。

反復性膀胱炎

40代以降の女性に多く、膀胱炎を繰り返す状態です。冷えがあったり、免疫機能が低下していることが多いため、体を温める漢方や免疫を高める漢方を処方します。

猪苓湯(ちょれいとう)

抗生剤で治療後の膀胱炎症状に対して使用したり、併用したりします。排尿困難や残尿感を伴う頻尿にも処方します。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうがとう)

冷えを改善します。名前の通り成分の一つの生姜が含まれます。そのほか、温経湯、真武湯なども処方します。

尿路結石症

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

足がつってしまった時(こむら返り)に服用することで有名な芍薬甘草湯ですが、ほかにもしゃっくりや、尿路結石など痙攣性疾患に有用です。 内服して数十分以内に効果があります。

五苓散 (ごれいさん)

体の中の水分をバランスよく調整してくれる漢方です。 尿路の難治性炎症に処方します。

清心蓮子飲 (せいしんれんしいん)

尿路症状が色々とある場合に用います。前立腺肥大がないのに残尿感がある場合にも有用です。

人参湯 (にんじんとう)

 冷え性がある頻尿に処方されます。

前立腺肥大症

八味地黄丸 (はちみじおうがん)

前立腺肥大症に伴う症状に用います。

便秘症と漢方

便秘はいくつかの原因に分けられます。ここではガンなどほかの病気によるものではない、機能性便秘について説明します。原因は大きく3種類に分けられますが、混在している場合も多くあります。

  • 弛緩型
    大腸の動きが弱くなるために便が運ばれず便秘になります。おなかが張った感じがすることが多いです。
  • 直腸型
    お通じを我慢することが多く、だんだん便意を感じなくなり、直腸に大便が貯留します。仕事ですぐにトイレに行けない方(運転手の方など)、不規則な生活習慣、旅行、出張等が多い方、痔があり便意を抑制しやすい方に多く見られます。
  • 痙攣型
    過敏性腸症候群の便秘型が当てはまります。大腸が痙攣して縮んでしまいお通じが通れなくなるため便秘になります。腹痛があり、お通じをしたいと思っても排便が困難あるいは不十分で便が残っている感じ、出きらない感じがあります。

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

女性の便秘に効果があります。大黄を含み即効性があります。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

「肥満の方のダイエットの補助」として有名な漢方です。
太鼓腹の肥満の方に適しています。脂肪太りの体毒を発散させる漢方です。

大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)

ほぼ万人に効果があります。腹力の弱い方から中等度以上の方まで広く適用があります。

麻子仁丸 (ましにんがん)

お子様や、高齢者にもよく使用します。腸のうるおいがなくなり硬い便になりやすい場合に効果があります。あまりおなかが痛くならず、マイルドな効き目があります。

桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)

芍薬による腸の運動調節作用によって、便通に効果があります。

肥満

ダイエットはなかなか難しいことが多いです。そんな時にちょっとひと押ししてくれるのが肥満に効果のある漢方です。
よく「痩せる薬はないですか?漢方で痩せますか?」とお問い合わせいただくのですが、いつも通りあるいはいつも以上に食べてしまって漢方を飲んでもなかなか痩せません。
痩せるには相応の努力が必要ですが、努力に加えて漢方を併用するとより効果的です。当院ではダイエット指導を行っております。もちろん患者さんご自身の努力も必要ですが、多くの患者さんが4-5kgのダイエットに成功しています。ぜひご相談ください。一緒に頑張りましょう。
それぞれのタイプによって処方する漢方が異なります。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

がっちりタイプの肥満の方に処方します。食べ過ぎで排泄がうまく行われず、便秘がちな方が多いです。お腹に脂肪が多く、便秘がちでむくみや動悸、肩こりや高血圧がある場合に用います。「白色脂肪細胞では脂肪を分解し、褐色脂肪細胞を活性化して脂肪燃焼を促す」という薬理作用が報告されています。男性にも女性にも使えます。

防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)

ぽっちゃりタイプの肥満の方に処方します。食べる量は普通なのに水分がたまってしまってむくんで太ってしまうという方が多いです。水太りといいます。この場合は体を温めて水分代謝を改善し、むくみをとる処方をします。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

更年期に女性ホルモンのバランスがくずれてしまって肥満となることがあります。
女性ホルモンが減ることで、視床下部にある食欲中枢が刺激されておなかがすいてしまいたくさん食べてしまうことによるものです。さらに血の停滞が加わって、一層ホルモンがアンバランスになります。この処方で、停滞してしまった血の流れをよくし、新陳代謝を改善します。

不眠症、睡眠不足と漢方

漢方では、不眠は五臓六腑、体を構成する気血水のバランスが乱れることで不眠が起こると考えます。このバランスを治すことで改善を目指します。直接睡眠を誘導するというよりも、間接的に五臓六腑、体を構成する気血水のバランスを整えることで、不眠が改善します。また、夜遅くまで起きていると肥満の率が上がることが報告されています。不眠、睡眠不足がある方はまず眠りの質を改善することが大切です。

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

入眠障害(寝つきが悪い)がある場合に虚証に対して用います。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

途中で起きてしまう、朝早く起きてしまう、深く眠れないといった場合に有効です。更年期障害に悩む女性だけではなく、男性にも効果があります。

加味帰脾湯(かみきひとう)

不安が強かったり、食欲がなくなってしまっているとき、更年期障害に伴う不眠に用います。睡眠薬と併用することで眠りの質の向上が得られます。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

気分が落ち込んで眠れないときに用います。のどに違和感があったり、めまいがある場合にも有効です。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

お腹が固く(腹壁筋群の緊張)なっていたり、脈拍が早くなったりしていて、焦りが強く攻撃的な場合があるときに用います。チックなど瞼が細かく震えてしまう場合にも効果的です。

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

情緒不安定になってしまって、親しい人にあたってしまったり、衝動買いをしてしまう場合、また便秘の症状がある不眠の場合に効果的です。

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